【ごまの豆知識②】ごまってどんな植物?種類や色の違いって何?
【ごまの豆知識②】
今回はごまがどのような植物かをお話しさせて頂きます。
「ごま」はゴマ科ゴマ属の一年草の植物です。
皆さまはゴマ属の植物が何種類あるかご存知ですか?
正解は…約45種類です!
その内、食用になる栽培ごまはひとつだけ(セサミインディカム)で、他の全ては野生ごま。
6千年以上にもなるといわれるごまの歴史の中で、私たちの祖先があれこれ食べ比べをした結果、ようやくおいしい食用ごまを発見したのです。
そもそも、ごまがどのように採れるか、皆さまはご存知ですか?
世界のあらゆるごま畑で種をまき、 花→実 と成長し、 <花>
<実>
その実の種の部分が「ごま」として収穫されます。
ごまの品種は3000種以上あり、
花が3つ付く三朔型(写真左:パラグアイのごま)
花が1つの一朔型(写真右:ミャンマーのごま)
2心皮4室型(写真左)、3心皮6室型(写真中央)、4心皮8室型(写真右)
があります。
(出展:ゴマの絵本/社団法人農山漁村文化協会)
また実の種皮の色で、ごまは大きく
白ごま
黒ごま
金ごま に分けられています。
見た目だけではなく、もちろん味にも違いがあり、
白ごまは最もポピュラーな品種で、風味は淡白でどんな料理にも相性がよいです。
黒ごまは独特の風味があり、しつこい料理に使うと味がしまるという特性があります。北陸地方や東北地方では好んで利用されているようです。
金ごまはごま本来の旨味やコクの強い品種です。「金」という名からも想像されるように、高級品として珍重される品種です。
今後はごまを活かしたレシピも紹介させて頂きます!
<カタギ食品HP>
https://www.katagi.co.jp