ファスティングとは?回復期におすすめのごまレシピのご紹介
ファスティングとは?回復期におすすめのごまレシピのご紹介
【目次】
ファスティングとは
ファスティング(断食)とは、一時的に食事を制限することで身体と精神の健康を促進する手法です。
ファスティングでは、通常の食事パターンを中断し、一定期間食べ物の摂取を制限することで、身体の自己修復力を髙め、内部のバランスを取り戻します。
ファスティングのメリット
①代謝の向上と脂肪燃焼
ファスティングにより、身体の代謝が向上し、脂肪燃焼が促進されます。
ファスティング中はエネルギー源として脂肪が使われるため、体脂肪の減少や体重管理に効果があります。
②血糖値の改善
ファスティングにより、インスリンの分泌と感受性が改善されます。
そのため、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
血糖値の改善は、糖尿病の予防にも役立ちます。
③炎症の軽減
ファスティングは、炎症反応を抑制する効果があります。
炎症は慢性疾患や免疫系の問題の原因となるため、炎症の軽減は健康にとって重要です。
ファスティングの注意点
ファスティング中は、食事から水分が摂取できないため、脱水のリスクが高まります。
適切な水分摂取を心がけるとともに、特に長時間のファスティングを行う際は、医師と相談の上、ビタミンやミネラル等不足しがちな栄養素を補うことが重要です。
なお、以下に当てはまる方は特に注意が必要です。
ファスティングを実施する前に医師にご相談ください。
①治療中の方(服薬されている方)
②低体重の方(BMI18.5未満)
③適応年齢外の方(中学生以上(肥満時のみ)~65歳までが原則的な適応年齢)
④妊娠・授乳中の方
ファスティングの進め方
ファスティングを行う際には大きく分けて、3つの段階がございます。
①準備期
準備期はファスティング日数と同じだけ確保できるのが理想的とされています。
徐々に食事の内容、量を収束させていく必要があります。
高たんぱく、高脂質の食事や過剰な塩分摂取を控え、発酵食品などを多く摂取することで体内環境を整えるのがポイントです。
②断食期(ファスティング期)
ファスティング期は、基本的にファスティングドリンクと水のみを摂取しながら行っていきます。(ファスティング期間により異なります。)
固形物や食物繊維を摂ってしまうと、消化器官が働いてしまうため、十分な効果が得られない可能性がございます。
そのため、ファスティングドリンクで必要最低限のカロリーを摂取することが重要です。
摂取目安量やタイミングを守り、十分に身体を慣らしながら行っていきましょう。
③回復期
ファスティングの3つの段階の中で、最も大切なのが回復期です。
ファスティングによってリセットされた身体は、ファスティング後の正しい食事によって再構築されるためです。
回復期も準備期と同様に、ファスティング日数と同じだけ行うのが理想的です。
柔らかく炊いた玄米粥・玄米スープなどからはじめ、日数の後半で徐々に普通食に戻していくのがポイントです。
いきなり肉類を摂取するのではなく、穀類→豆類→魚介類→肉類と段階を踏んで戻していくのが理想的です。
出典:ファスティング:究極のダイエット術 あい出版
究極のデトックス ファスティングダイエット 藤原茜著
ファスティングは長期間のイメージがあるかもしれませんが、1日で終わるものや週末のみ行うものなど、さまざまな種類がございます。
生活スタイルに合わせ、無理のない範囲からはじめてみるのはいかがでしょうか。
ごまの栄養
ごまには、ごま特有の成分である「セサミン」をはじめ、カルシウム、マグネシウム、鉄分など、ミネラル成分がバランスよく含まれています。
ごまは小さな粒ですが、元気になるエッセンスがギュッと詰まっています!
ごま特有の成分である「セサミン」は、ごまの約1%の「ゴマリグナン」に含まれている成分のひとつで、肝臓で作用を受けて抗酸化物質に変化します。
抗酸化物質はカラダの細胞の酸化を抑えたり、酸化によって受けた細胞の損傷を修復するといった働きをします。
また、セサミンは悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化抑制などへの高い効果があるとされています。
その他にも、肝臓の活性酸素を取り除いたり、アルコールの分解を促したりします。
ごまの栄養について、詳しく知りたい方はこちらから
ごまには栄養がいっぱい|ごまの栄養|カタギ食品 (katagi.co.jp)
ファスティング回復期におすすめのごまレシピ
そこで今回は、ごまの栄養も一緒に摂ることができるおすすめごまレシピをご紹介します!
身体にやさしいごまレシピで少しづつ普段の食事に戻していきませんか。
どのレシピも簡単に作れますので、是非一度お試しください。
ファスティング回復食おすすめレシピ① 「セサミグリーンスムージー」
朝ごはんにピッタリなヘルシースムージーです!
【材料(1人分)】
- 小松菜:50g
- バナナ:1本
- 白ごまパウダー:大さじ1
- はちみつ:小さじ1(お好みで調整してください)
【作り方】
- 全ての材料をミキサーにかける。
- コップに注ぎ、お好みで白ごまパウダー(分量外)をかけて完成!
ファスティング回復食おすすめレシピ①「セサミグリーンスムージー」の詳細レシピページはこちら⇒セサミグリーンスムージー
ファスティング回復食おすすめレシピ② 「ごまとろろ汁」
すりごまの風味が香るとろろ汁。寒い冬に身体を温めてくれる一品です◎
【材料(3人分)】
- 山芋:150g
- 水:600ml
- 顆粒だし:小さじ1/2
- 合わせみそ:大さじ2
- 金すりごま:大さじ1.5
- 刻みのり:適量
【作り方】
- 山芋はすりおろしておく。
- 鍋に水と顆粒だしを入れて沸騰させる。
- 2に合わせみそを加え溶かす。
- 3に1と金すりごまを加え混ぜ、再度火にかけて温める。
- 4をお椀にお好みで刻みのりをトッピングして完成。
ファスティング回復食おすすめレシピ②「ごまとろろ汁」の詳細レシピページはこちら⇒ごまとろろ汁
ファスティング回復食おすすめレシピ③「大豆とごまのお焼き」
Wたんぱく質でパワーアップ!大豆とごまを使ったおやきレシピです。
ごまのたんぱく質は、必須アミノ酸を多く含む良質のたんぱく食品。大豆と食べるとお互いの栄養を補助しあい、栄養素摂取の効率が良くなります。
【材料(4人分)】
- 水煮大豆:100g
- れんこん:60g
- 米粉:大さじ1と1/2
- 片栗粉:小さじ1
- 水:大さじ2
- ★白ねりごま:小さじ1
- ★すりごま:小さじ2
- ★しょうゆ:小さじ1
- ★青のり:こさじ1/2
- 純正ごま油:大さじ1
【作り方】
- 水煮大豆は半量を粗みじん切り、残りはそのままの状態にしておく。れんこんはすりおろす。
- 1に米粉・かたくり粉・水を入れて均一に混ぜ、★を加えて更に混ぜ合わせる。
- 2の種を4等分にして丸く成型する。フライパンにごま油を熱して両面をこんがりするまで焼く。
- お好みでポン酢しょうゆなどをつけてお召し上がりください。
ファスティング回復食おすすめレシピ③「大豆とごまのお焼き」の詳細レシピページはこちら⇒大豆とごまのお焼き
いかがでしたでしょうか。
身体によい食材をたっぷり使用したレシピですので、
ファスティングをされる方以外でも、日々の食事に取り入れてみてください。
カタギ食品では今回のレシピ以外にもごま料理をたくさんご紹介しております!
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