意外に簡単!お家で簡単に作れちゃう「ゴマ団子」レシピをご紹介!
意外に簡単!お家で簡単に作れちゃう「ゴマ団子」レシピをご紹介!
【目次】
ゴマ団子について
ゴマ団子とは?
ごま料理・ごまスイーツと聞いて、「ゴマ団子」を思い浮かべられる方も多いのではないですか?
「ゴマ団子」とは、あんこを生地で包みごまをまぶして揚げた、中国の伝統料理です。芝麻球(チーマーカオ)とも言います。
もちもちの食感にごまの香ばしさが美味しい食べ物で、中国ではもちろん、日本の中華料理屋さんのメニューにも必ずあるといえるほどの鉄板メニューですね!
中華料理とゴマの関係
ゴマ団子をはじめ、担々麺・棒棒鶏…と中華料理にはごまを使った料理が多く存在します。
なぜ中華料理ではごまが多く使われているのでしょうか。
中国にごまが伝わったのは、紀元前3000年ごろ。かなり昔からごまを利用していた地域の一つで、栽培にも適し、生産量も世界上位です。
中国では、「医食同源」という思想があるため、ごまの”健康に良い”というイメージが中国でごまが普及した理由の一つと言われています。
1500年前に書かれた「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」という漢方薬の本には、ごまが不老不死の薬であると書かれていたそうです。
【参考】ごまのすべてがわかる本 枻出版社、ゴマの絵本 農文協
ゴマ団子レシピ
ごまをたっぷり食べられる「ゴマ団子」レシピをご紹介します!
ゴマ団子作りって難しいイメージがありませんか?
作ってみると意外にも簡単なゴマ団子。特に出来立てを食べるのが絶品ですので是非作ってみてくださいね♪
① 定番!ゴマ団子
定番のゴマ団子レシピ。餡の中にもごま油が入っているので香り豊かなゴマ団子に仕上がります!
【材料(8個分)】
- 小麦粉:20g
- 白玉粉:65g
- 砂糖:20g
- お湯:20ml
- 水:45ml
- 【A】こしあん:50g
- 【A】純正ごま油:小さじ1/4
- 【A】黒ごまパウダー:小さじ1
- 白いりごま:適量
- 揚げ油:適量
【作り方】
- ボウルに小麦粉とお湯を入れて混ぜ合わせる。
- ①に白玉粉・砂糖・水を加え、耳たぶくらいの固さになるまでこねる。(水の量は調整してください。)
- 【A】の材料を混ぜ合わせて8等分しておく。
- 8等分した②の生地に③の餡を1つ包み、周りに白いりごまをまぶす。
- 鍋に揚げ油を入れ、160℃~170℃で揚げる。
- ふくらみ、こんがり色づいて浮いてきたら、取り出して油を切る。
② かぼちゃ餡の黒ゴマ団子
いつもとは違う変わり種のゴマ団子レシピです!かぼちゃ餡の甘味がビターな黒ごまとの相性ばっちり◎
【材料(8個分)】
- 小麦粉:20g
- 白玉粉:65g
- 砂糖:20g
- お湯:20ml
- 水:45ml
- かぼちゃ:60g(正味)
- 砂糖(かぼちゃ餡用):8g
- 黒いりごま:適量
- 揚げ油:適量
【作り方】
- かぼちゃは皮をむき、耐熱ボウルに入れてラップをし5分程度加熱し、ペースト状に潰しておく。
- ①にかぼちゃ餡用の砂糖を加え、かぼちゃ餡を作り、8等分しておく。
- ボウルに小麦粉とお湯を入れて混ぜ合わせる。
- ③に白玉粉・砂糖・水を加え、耳たぶくらいの固さになるまでこねる。(水の量は調整してください。)
- 8等分した④の生地に②の餡を1つ包み、周りに黒いりごまをまぶす。
- 鍋に揚げ油を入れ、160℃~170℃で揚げる。
- ふくらみ、こんがり色づいて浮いてきたら、取り出して油を切る。
ごまの栄養について
ゴマ団子にもたくさん使用され、古くから世界で注目されてきたごまの栄養。
ごまの栄養にはどのような効果があるか知っていますか?
ごまには、ごま特有の成分である「セサミン」をはじめ、カルシウム、マグネシウム、鉄分など、ミネラル成分がバランスよく含まれています。
ごまは小さな粒ですが、元気になるエッセンスがギュッと詰まっているのです!
ごまにしかない栄養素「セサミン」
ごまの栄養の中でも、近年ごま特有の成分「セサミン」に注目が集まっています!
今回は、ごま特有成分である「セサミン」についてご紹介させていただきます。
セサミンはごまの約1%の「ゴマリグナン」に含まれている成分のひとつで、様々な健康効果が報告されています。
①活性酸素の働きを抑制
体内の免疫機能などに重要な役割を担う活性酸素ですが、過剰になると体を錆びさせると言われています。
老化やがん、生活習慣病を引き起こすと言われている活性酸素の働きを抑制することでそれらから体を守りましょう。
②肝機能の向上に効果的
セサミンは肝臓に働きかけ、アルコールの分解機能を高めてくれると言われています。
③ビタミンEの抗酸化作用向上へ
ビタミンEとセサミンを同時に摂取することで、より高い抗酸化作用をもたらすと言われています。
抗酸化力があることから「若返りビタミン」とも呼ばれるビタミンEですが、ごまに含まれる「ビタミンE」は抗酸化力の弱いタイプです。
しかし、ビタミンEとセサミンを同時に摂取することで、より高い抗酸化作用をもたらすと言われています。
出典:2005/8/24付日本経済新聞「Biofactors21(2004)」
「ゴマの機能と科学」朝倉書店(2015)
「科学でひらく ゴマの世界」建帛社(2013)
e-ヘルスネット 厚生労働省
セサミン以外のごまの栄養については以下のページで詳しく紹介しておりますので是非ご覧ください!
↓
ごまに含まれる栄養 について
カタギ食品では今回のレシピ以外にもごま料理をたくさんご紹介しております!
毎日の食卓にごまレシピを1品足してみませんか?
カタギ食品 特選レシピページ