離乳食後期で取り入れたい!ごまレシピ
離乳食後期で取り入れたい!ごまレシピ
【目次】
離乳食とは
離乳食はいつから?
離乳食は、赤ちゃんの成長に伴い、母乳やミルクだけでは不足しがちな栄養を補い、大人と同じ食事へと進んでいくための準備段階のものです。
食事は楽しく・豊かな体験であることを知っていく大切な成長過程でもあります。
離乳食をはじめる時期は、発達の個人差もありますが、大体、生後5・6カ月ころから始めることが多いです。
離乳食は主に、初期・中期・後期・完了期と食事のステップがあり、発達段階に合わせて食事の内容を変えていきます。
離乳食後期とは?
そんな離乳食期の中でも、今回は「離乳食後期」についてピックアップします。
離乳食後期は、食べ物を前歯で嚙み切って、歯茎でモグモグ食べられるようになる時期です。
”自分で食べたい”、”触りたい”が活発になる時期でもあります。
手づかみ食べを始めたり、いろんな食感の食べ物を取り入れたり、食事のバリエーションを増やすのもいいですね!
必要な栄養素
また離乳食後期にすすんでいくと、食事の栄養バランスもより考えていく必要があります。
炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラル を組み合わせるといいですね!
炭水化物
炭水化物は身体のエネルギー源となる「糖質」と、様々な生理機能をもつ「食物繊維」でできています。
エネルギー源となる炭水化物は、生命活動に欠かせない栄養素なのです。
【炭水化物を多く含む食材】
パン、ごはん、いも類 など
たんぱく質
たんぱく質は、筋肉や臓器・皮膚など、身体の主成分として重要な栄養素で、酵素やホルモンの材料にもなります。
【たんぱく質を多く含む食材】
肉類、魚類、卵、納豆 など
ビタミン
ビタミンは、エネルギーの産生など、体内で行われるさまざまな化学反応をサポートして、身体の機能を正常に働かせたり、維持する役割があります。
脂溶性と水溶性があり、身体に不可欠な有機化合物です。
【ビタミンを多く含む食材】
にんじん、ピーマン、いちご、レモン など
ミネラル
ミネラルは、身体の働きを正常にしたり、維持したりする機能があります。
体内では合成できず、食品からとらなくてはならない無機質です。
【ミネラルを多く含む食材】
ごま、わかめ、昆布、ナッツ類 など
ごまを使った離乳食後期レシピ
ここで、離乳食後期にもピッタリなごまレシピをいくつかご紹介します!
ごまの皮は消化吸収しにくいため、皮をすり潰した「すりごま」や、ペースト状の「ねりごま」、ごまの栄養をそのまま凍結粉砕した「ごまパウダー」を使用するのがオススメです。
離乳食後期レシピ① セサミヨーグルト
粒のないパウダー状のごまを加えたシンプルなヨーグルトレシピです。
バナナなどの果物で甘味を加えても美味しいです♪
【材料】
- ヨーグルト:50g
- ごまパウダー(白/黒 どちらでも):小さじ1
- バナナ等の果物:お好みで
【作り方】
- ヨーグルトにごまパウダーを加えて混ぜる。
- お好みで小さくカットした果物をトッピングして完成。
離乳食後期レシピ② スコップコロッケ
※写真は大人用レシピです
パン粉の代わりに「すりごま」を使ったスコップコロッケレシピです!
さつまいものビタミンCは加熱しても壊れにくく、ごまの鉄吸収に役立ちます。
すりごまのザクザク食感がパン粉のような新食感です!
【材料(4人分)】
- さつまいも:1本(200~220g)
- 玉ねぎ:1/2個(100g)
- ツナ水煮缶:1/2缶(35g)
- かどやの太白ごま油(サラダ油代用可):小さじ1
- 塩:小さじ1/4
- 豆乳:小さじ2
- ★金すりごま:15g
- ★粉チーズ:5g
- パセリ:少々(大人用を作る際はお好みで)
【作り方】
- さつまいもは蒸す(もしくはレンジ600Wで5分加熱)。柔らかくなったら皮をむいてマッシャーでつぶす。
- 玉ねぎはみじん切りにする。フライパンで油を熱し、玉ねぎとツナ缶を炒め、塩で味を調える。
- ①に②と豆乳を加えて混ぜる。
- 耐熱容器に③を均一に伸ばし、★を合わせて上にふりかける。
- ④を200℃のトースターで2分程焼く(焦げ目がつかない程度)。好みでみじん切りにしたパセリをトッピングする。
離乳食後期レシピ③ ごまフレンチトースト
手づかみ食べをしていただけるごまスティックパンレシピ。
白と黒で色どりも味も違いも感じることができます。
パウダー状で粒のないごまを使用しているので、お子さまの食べやすいですよ!
【材料(1人分)】
- 食パン:1枚
- 豆乳(無調整):50ml
- 卵:1/2個
- 砂糖:3g
- 無塩バター:適量
- ごまパウダー(白/黒):適量
【作り方】
- 食パンは耳をカットし、スティック状にカットする。
- 豆乳・卵・砂糖を混ぜ、①をひたす。(水分を吸うまで)
- フライパンを熱しバターをひき、②を両面焼く。
- フライパンから取り出し、ごまパウダーをかけて完成。
ごまさつまいもボール
コロコロとした見た目がかわいいさつまいもボール。
白と黒で視覚も刺激されますね!
【材料(約8個分】
- サツマイモ:小1本(約120g)
- 豆乳(もしくは粉ミルク):50ml
- ごまパウダー(白/黒):適量
【作り方】
- サツマイモの皮をむき、適当にカットし、ゆでてつぶす。
- ①に豆乳を加え、なめらかになるように混ぜる。(柔らかさは豆乳の量で調整してください。)
- ②を1つ15g程度に分けて、丸める。
- ③にごまパウダーをまぶして完成。
※ごまはアレルギー反応を起こす可能性がございますので、ご注意ください。
※初めての食材を召し上がる際は、”少量から試す”、”かかりつけ医を受診できる時間帯に食べる”等、ご注意ください。
離乳食後期ごまレシピに使用した商品はこちら!
レシピに使用した、ごま商品をご紹介いたします。
お子さまが口にされる食材というのは、より安全性が気になるかと思います。
カタギ食品は、ごまの産地に足を運んだり、製造履歴をきっちり記録管理したり、みなさまに安心してごまを食べていただけるよう取り組んでおります。
身体を作る大事な「食」だからこそ、ごまも意識して選んでみませんか?
セサミンリッチさらふわごまパウダー白 50g
通常白ごまの約2倍のセサミンを含むセサミン高含有の白ごまを100%使用し、凍結粉砕で加工した、食材に馴染みやすいパウダー状のごまです。
ごま100%ですので、安心して手軽にごまの栄養を摂っていただけます。
毎朝の牛乳に入れたり、いつものお料理に使用したり、お菓子作りに使用したり、幅広い用途でお使いいただけます!
セサミンリッチさらふわごまパウダー黒 50g
通常黒ごまの約4倍のセサミンを含むセサミン高含有の黒ごまを100%使用し、凍結粉砕で加工した、食材に馴染みやすいパウダー状のごまです。
ごま100%ですので、安心して手軽にごまの栄養を摂っていただけます。
毎朝の牛乳に入れたり、いつものお料理に使用したり、お菓子作りに使用したり、幅広い用途でお使いいただけます!
有機すりごま金 50g
有機ごまシリーズの金ごまです。有機JAS認証の香りと旨味が強い金ごま。
バリア性の高い袋に充填包装して風味を保っています。
程よく粒を残したカタギ自慢のすり加減をご賞味ください。
「ごま」の栄養
今回ご紹介したレシピ全てに使われている「ごま」。ごまはかけたり混ぜたりと手軽にお料理に使えて便利な食材です!
ごまに含まれる栄養やその健康効果についてご紹介します!
ごまに含まれる栄養
ごまには、ごま特有の成分である「セサミン」をはじめ、カルシウム、マグネシウム、鉄分など、ミネラル成分がバランスよく含まれています。
ごまは小さな粒ですが、元気になるエッセンスがギュッと詰まっています!
ごまにしかない栄養素「セサミン」
ごまの栄養の中でも、近年ごま特有の成分「セサミン」に注目が集まっています!
ごま特有成分である「セサミン」はごまの約1%の「ゴマリグナン」に含まれている成分のひとつで、
・抗酸化作用がある
・身体の調子を整える
・美容をサポートする
といった、様々な健康効果が期待されています。
出典:2005/8/24付日本経済新聞「Biofactors21(2004)」
「ゴマの機能と科学」朝倉書店(2015)
「科学でひらく ゴマの世界」建帛社(2013)
e-ヘルスネット 厚生労働省
セサミン以外のごまの栄養については以下のページで詳しく紹介しておりますので是非ご覧ください!
↓
ごまに含まれる栄養 について
カタギ食品では今回のレシピ以外にもごま料理をたくさんご紹介しております!
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