皆さまの「ごま」に関するエピソードをご紹介①
皆さまの「ごま」に関するエピソードをご紹介①
カタギ食品は大阪府の栄養士団体HNSさんにご協力いただき、「胡麻やさ塾」という、ごまの知識を深める会を作っています!
「胡麻やさ塾」のメンバーの方とは、ごまに関する勉強会などを行っており、よりごまを好きになってもらい、ごまを啓蒙していただいております!
一般社団法人健康栄養支援センター(HNS):https://hns-japan.com/
今回はそんな「胡麻やさ塾」のメンバーの方が書いてくださった、ごまにまつわるエピソードやコラムをご紹介させていただきます♪
①管理栄養士Yさん「調理師長と胡麻の思い出」
「うちは、自分とこで炒りごますってすりごまにして使こうてるんや。すりたてがええ香りするからな。」と大きなすり鉢にすりこぎを回しながら調理師長は言った。
ごまの香りが漂ってくる。とんかつ屋さんで作る1人分のすりごまでもいい香りがするのだから、100人分のすりごまはしっかりと豊潤で香ばしい香りが伝わってくる。
私は病院で働いている。定期的に患者さんに病院給食のアンケートを取っており、患者さんから食事が美味しくないと言う意見がある。
病院給食の規定である塩分量を守り、塩分が少なくても美味しさを保てるように
魚を生のものを使用する、出汁を丁寧に取る、朝食の味噌はブレンドする、ごまは自分でする…などなど調理師長をはじめスタッフが食材にこだわっているのが中々伝わってないのが残念であった。
そこで、患者さんの食事の満足度を上げるために
厨房の写真とこだわりを共に書いた学級新聞のような紙を病院内の献立表の横に掲示した。
初回は生米で5キロの米を炊く大きな炊飯器と味噌汁の出汁をとる大きな回転釜を取り上げた。
患者さんはその大きさに驚いていて、「病院厨房の裏側が知れて面白い」「そう言われると前より美味しく感じる。」「鰹節で出汁をとってるのを知らなかった」、と興味を持って声をかけてくれる方もいた。
2ヶ月に1回、計5枚掲示した。長期入院の患者さんの中には「楽しみにしてるんだよね。これ」と言ってくださる方もいた。
その中の1つで、すりごまを作ってる様子も掲載した。
患者さんの中には、入院前からゴマを意識的に食べてる方やセサミンなどのサプリメント飲んでいる方もいらっしゃる。患者さんから「病院でもごまが食べれて嬉しいよ。やっぱり食事から摂るのが1番だよね。」「ごまをわざわざ擂ってるの、驚いた、手間かかるよな、ありがとう」などと言ってくださったり、食事アンケートの自由記載の欄に書いてくださった。
だがすりごまも良い。ごまが良いのだ。
とんかつ屋さんに行った時に、自分ですりごまをするのは楽しい。が家では大変なのですりごまを使うのもいいなと思った。私はヨーグルトにすりごまを入れてきな粉ヨーグルト風にして食べている。
②管理栄養士Oさん「胡麻を毎日摂って 健康の先の美しさへ」
50代に入り、元気で過ごしたいと強く思うようになり、そのころに胡麻の効果を知りました。
胡麻は抗酸化作用が高く、栄養面ではカルシウム、鉄、食物繊維なども含まれる魅力的な食品です。
でもその効果を得ようと思うと、毎日大さじ1~2を摂らないといけない。なかなか続けるのは難しい、どうしたら続けられるか考えました。
健康のために毎日甘酒を摂っていましたので、甘酒にプラスしたら続けられるのではないかと思いました。これが大正解で、5年ほど毎日胡麻を大さじ1摂っています。
甘酒、ヨーグルト、胡麻、きなこ、はちみつ、ドライフルーツ(イチジク)を合わせたもので、美容にいいものばかりです。これからも続けていきます。
③管理栄養士Tさん「ごまがつなぐ、家族の輪」
ごまは、そのまま食べてもプチプチと食感が良く、手軽に栄養が摂れる健康の味方ですが、
「する」ことで可能性が広がるところが魅力的!
消化が良くなり、香りが広がる。
油分が出てきてしっとりするので、料理にうるおいを与え、他の素材ともなじみやすくなる。
かつて、精進料理でもごまの油分は、栄養を補い、満足感を与えてくれるとして欠かせない存在だったとか。
我が家でのごますり担当は、保育園に通うこどもたち。
まだ力が入らない弟は、こりこり。
慣れてきたお姉ちゃんは、ずりずり。
音の違いで、誰がすってくれているのかよくわかる。
粒の粗いところ、細かいところがアンバランスに混ざっているのもまた美味しい。
そして、必ずと言っていいほど、すりながら食べている(笑)
梅干しを見るとよだれが出るように、ごまの香ばしさに食欲が湧いて、手が伸びてしまう。
そんなこんなで、
小松菜にする?人参も入れよう!ちくわも入れちゃう?
こどもたちとあれやこれやと話しながら、今日の、「我が家のごま和え」ができた。
私のごま生活は、こどもたちとのコミュニケーション。
栄養も、香ばしさも、笑顔も届けてくれる、小さくても頼りになるスーパーフードです。
いかがでしたでしょうか。
小さなごまがご家庭の食卓に彩りを加えたり、日々の生活にエピソードを加えられていることは、ごまメーカーの我々にとってとてもうれしいお話です!
カタギ食品のHPではごまの栄養についてはもちろん、ごまの栽培やごまの歴史などについても記載しております。
少しでもごまに興味をもって、好きになっていただけますと幸いです!
是非ご覧ください☆